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ジュネーヴの風習エスカーダ用に作られたチョコレートの鍋 (新しいウィンドウ)

ジュネーヴの風習エスカーダ用に作られたチョコレートの鍋© swissworld.org

美術工芸品の材料としてのチョコレート

チョコレートの形状は、一般的な板チョコ、棒チョコ、ボンボンなどに留まらず、特別な機会にはチョコレートを使って複雑な細工が行われることもある。2003年3月のアメリカン・カップにスイスのヨットチームがヨット“アリンギ”で優勝した際には、ジュネーヴの菓子職人がチョコレートを使用して“アリンギ”の模型を作った。そのような複雑な細工には、作業がしやすいように市販されているものよりもカカオバターを多く含んだ半生のチョコレートが使用される。

統計

統計によるとスイス人は世界で最も多くチョコレートを食べている国民であり、2001年には、年間一人当たりのチョコレート消費量は12,3kgである。第2位はドイツで10kg、そして、イギリス8,5kg、フランス7,1kg、オーストラリア5,9kgがこれに続く。スイスがその昔、チョコレートの製造技術を学んだイタリアでは、チョコレートの消費量は現在それほど多くなく、年間一人当たり3,5kgに留まっている。

2002年の調査によると、スイス国内のチョコレート消費量のうち80%をミルクチョコレートが占めている。それに比べてブラックチョコレートは10~12%、ホワイトチョコレートが3~4%と極端に少ない。

“スイスチョコレート”の銘柄は、完全にスイス国内で製造されたものに限られ、その基準は厳しく管理されている。たとえ一部の製造過程でも国外で行われた製品はその旨を包装に表示しなければならない。

2002年、スイスで製造されたチョコレートの約半分が国外に輸出されている。最も輸出量の多い相手国はドイツで、チョコレート全輸出量の23%を占める。さらに、イギリスの12%、フランスの11%、アメリカの6%が続く。