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閣僚選挙

連邦閣僚は、国民を代表する国民議会と州を代表する全州議会の二院からなる連邦議会の合同会議によって選出される。原則として、全ての国民に閣僚選挙に立候補する権利があるが、実際には退陣する閣僚が出た場合、政党から推薦を受けた候補者の中から新しい閣僚が選出される。

1959年から2003年までの連邦内閣の構成は「魔法の法則」(マジック・フォーミュラー)と呼ばれる閣僚数の分配比率が暗黙の了解としてあり、社会民主党、自由民主党、キリスト教民主党がそれぞれ2名、国民党が1名を内閣に送り出していた。

しかし、1999年と2003年の総選挙の際、議席数を圧倒的に増やした国民党が、議席数を減らしたキリスト教民主党に代わり、2名を内閣に送り出すのが自然ではないだろうかという声が高まってきた。2003年12月の連邦内閣閣僚選挙で、国民党が内閣の2議席目を獲得し、キリスト教民主党が1議席を失うという結果になった。

2007年秋に行われた閣僚選挙では、さらに、大きな変革が行われた。全州議会と国民議会からなる合同議会は、閣僚選出選挙において、国民党の在職大臣を落選させ、同党の議員を新たに選出した。このことを受け、国民党は、連立政権から離脱した。

しかし、政党の配分が再編成されても、内閣内の合議制のルールが失われることはない。7名の閣僚は個人的な意見が突出することがないよう行政に関わる全てを協議して取り決めている。