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美術館

スイスには全国で900以上の美術館があり、人口比では7,500人に1つの美術館がある計算になる。1950年以降、特に地方に多くの新しい美術館がオープンし、その数は3倍以上に増えた。1999年の調査では、美術館の入館者は年間約1,000万人だった。

美術館の数の増加と共に、大きな美術館から一部の熱狂的なファンに支えられている奇抜な作品を展示する小さな美術館まで、美術館の多様化も進んだ。

その他、バーゼルにある“バイエラー財団美術館”やベルンの“パウル・クレー美術館”など、民間のスポンサーや美術愛好家達によって建てられた美術館やギャラリーもある。

新しい美術館の建設は、建築業界にとっても大きな意味を持っている。マリオ・ボッタはバーゼルにある“ティンゲリー美術館”、ヌーシャテルの“デュレンマット・センター”、サンフランシスコの“現代アート美術館”を設計し、ヘルツォーク&ムーロンは、ロンドンにある電力発電所を美術館に改築するプロジェクト“テート・モダン”の設計を担当するなど多くのスイス人建築家達が世界中の美術館設計に関わっている。