大復古時代(1815年~1830年)
貴族とツンフト(ギルドの一形態で、同業組合)は、再び特権を手にするに至るが、旧権力による支配体制は長期的には破綻する運命にあった。
邦の主権の復活はスイスの経済成長を妨げた。邦により通貨と度量衡単位が異なり、邦間で関税が徴収されたために国内の貿易は諸外国との貿易と同程度の費用がかかった。また国民には自由に居住地を選ぶ権利がなく、生まれた邦に束縛された。
フランス、オーストリア、ハンガリーなどのヨーロッパの強国はスイスの旧体制を支持したが、国内の自由主義者達はこの圧力に抵抗した。
改革の支持者は、邦間の住民同士の交流を促進し、国家としての連帯を強めることを目的としたさまざまな協会を設立した。

