活気ある都市と交易
11世紀、その後のスイスの経済発展に影響を与える決定的な変化が起こった。
農業はその土地の気候に合った作物の栽培を行い、栽培技術の改善により生産高が上がった。食物が豊富になったことにより生活環境が改善し、人口が増加した。
その頃、農業以外にも手工業や商業などの産業が次々に誕生した。12世紀から13世紀にかけて、新しい産業を1ヶ所に集中させ、農村部で作られた手工業品などの取引の場を提供する都市が徐々に生まれた。
スイスの発展にとって1つの重大な出来事は1220年、ゴッタルド峠が開通したことである。峠の北側(ウーリ、シュヴィーツ)は、利益を生む交易路の管理をすることにより重要な地域となった。

