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歴史

概要

サン・モリースの修道院(ヴァリス/ヴァレー州) (新しいウィンドウ)

サン・モリースの修道院(ヴァリス/ヴァレー州)
© Marc-André Miserez / swissinfo

スイスは近隣のヨーロッパ諸国と似通った歴史を歩んできた。

1世紀は民族大移動の時代であり、現在のスイス領土にはさまざまな民族が住んでいた。

ローマ人によって持ち込まれたキリスト教は宣教師により徐々に広まっていった。この時代、多くのキリスト教関連の施設が建設され、修道院がローマ帝国の支配地の拠点となった。教会は、地主として農民に対し権力を持ち、封建貴族は、財産相続や政略結婚により権力を増していった。

カール大帝のもとでフランク王国の領土は、短期間で中央ヨーロッパから西ヨーロッパまで広がった。800年、カール大帝はローマで西ローマ皇帝として戴冠を受けた。これによって、5世紀に滅亡した西ローマ帝国が復活した。この時代にはまだ国家という概念は生まれおらず、カール大帝が封建貴族を統治し、あらゆる階級において、権力を持つものと持たざるものの主従関係が社会の基盤となっていた。国王、貴族、教会の権力闘争によりその力関係は絶え間なく変化した。

926年、ドイツ国王のオットー1世がローマで戴冠を受け、神聖ローマ帝国皇帝の称号を与えられた。