ザンクトガレン
ザンクトガレンは、東スイスに位置し、7世紀にアイルランド人の修道士ガルスによって作られたザンクトガレン州の州都である。
15世紀、ザンクトガレンは、麻繊維産業の発展によって第一次経済成長を遂げ、18世紀始めには、その成長は頂点に達した。特に、ザンクトガレンの刺繍は、大変な人気を誇っていた。その後、外国からの繊維産業参入により不況に苦しんだが、19世紀、機械化により再び頭角をあらわした。さまざまな苦境を乗り越えたサンクトガレンの繊維産業は、現在もなお世界的評価を得ている。今日、サンクトガレンの主な産業は、サービス産業だが、工業では機械、製紙、印刷、繊維が重要な分野である。
ザンクトガレンは、経済学で有名なザンクトガレン大学とバロック様式の図書館“修道院図書館”が有名である。
1992年、ザンクトガレンは、毎年、スイス郷土保護団体が歴史的文化遺産を現代に上手く融合させた優れた景観を持つ市町村に贈る“ヴェッカー賞”を受賞した。
サンクトガレンは、チューリヒ空港、チューリヒ、ベルン、ジュネーヴ、ジュネーヴ空港、ライン谷、ボーデン湖、中央スイスと鉄道路線で結ばれており、東スイスにおける鉄道分岐点の役割を果たしている。ザンクトガレン近郊、オーストリアとの国境沿いにあるアルテンハイムには、主に個人用に使用されている空港がある。
歴史
ザンクトガレンは、7世紀、アイルランド人の修道士グラルスが、現在のザンクトガレンのある場所に修道士の独居室を作ったことから始まった。この独居室がのちにヨーロッパで最大のベネディクト派修道院に発展する。何世紀もの間、修道院の僧たちがザンクトガレンとその周辺地域の支配者でもあった。1415年、ザンクトガレンは、修道院の支配から独立し、15世紀中旬、ザンクトガレンの町と修道院は、スイス盟約社団と同盟関係を結び、1803年、スイス盟約者団(今のスイスの前身)に加盟した。
- 州:ザンクトガレン
- 面積:39,41 km2
- 人口(町): 70万人(2006年7月)
- 人口(近郊を含む):14万6,385人(2000年度国勢調査)
- 標高:675m
- 言語:ドイツ語のザンクトガレン方言



