バーゼル
バーゼルは、スイス北西部のライン川沿いに位置するバーゼル・シュタット準州の州都である。バーゼルには、ドイツ、およびフランスとの国境があり、この地域は、3つの国の国境が交じり合うライン川上流の中心地とされている。
ライン川は、バーゼルの町を右岸のクラインバーゼルと左岸のグロースバーゼルに二分している。双方は、互いに敵対する歴史を持ち、現在もなおその名残が見受けられる。双方を隔てる橋のグロースバーゼル側には、“レェレクーニックス”(『レェリ』とはバーゼルの方言で『舌』を意味する)という像があり、クライネバーゼルに向かって舌を出している。クライネバーゼルは、“フォーゲル・グリュフ”という毎年1月に行われる伝統的な風習でそれに対抗する。この風習は、“フォーゲル・グリュフ”という鳥のキャラクターが、双方を隔てる橋の上でグローセバーゼルにお尻を向けて敵対心をデモンストレーションするというものである。
また、バーゼルは、スイスの化学・製薬産業の中心地であり、世界的に知られる製薬会社ノバティスやホフマン・ラ・ロッシュなどの本社、および工場の一部が置かれている。
バーゼル近郊には、ライン川の港が4つあり、ミュルハウゼン(フランス領土)にはユウロ空港がある。
歴史
バーゼルは、ローマ帝国が領土アウグスタ・ラウリカ(現在のアウグスト)のための陣営地として紀元前15年に作ったのが始まりである。
- 州名: バーゼル準州
- 面積: 37 km2
- 人口(町) : 18万6,700人(2005年末)
- 人口(近郊を含む) : 47万9,308人(2000年度国勢調査)
- 標高: 244m
- 言語: ドイツ語、バーゼル方言


