天然ガスとLPGガス
天然ガスは、地中より噴出するメタンガス(CH4)などからなる可燃性ガスである。天燃ガスは、ガソリンやディーゼルオイルと比べるとCO2、大気中微小粒子、排気ガスの排出が少ない基本的にクリーンな燃料である。
天然ガスは、スイスでは、主に個人住宅の暖房や調理に使用され、無くてはならない燃料である。
また、天然ガスは、バスやトラックなどの燃料としても使用され、その後、自家用車の燃料として使われることも可能となった。ほとんどの天然ガス自動車がガソリンタンクも搭載しており、運転手は、走行中にスイッチで天然ガスかガソリンのどちらかを選べるような構造になっている。現在、スイスには、天然ガスのスタンドは、十分に普及していないが、将来的には、徐々に増加する見込みである。ヨーロッパの天然ガスネットワークにより現在、スイスの国境沿いには、11のスタンドがある。
工科大学の研究者は、 天然ガス自動車“クリーン・エネルギー自動車(CEV)”の開発に成功した。2006年、この共同プロジェクト(スイス連邦素材研究所の燃焼エンジン部、空気熱化学と燃焼システムの研究所、チューリヒ工科大学の計量、および、制御技術研究班)は、ドイツのベルリンにて環境にやさしい自動車にむけた研究開発賞を受賞した。
LPGガス
LPGガス(液化石油ガス)も自動車燃料として使用されている。スイスの市場には、現在までのところLPG自動車は、導入されておらず、LPGスタンドもほとんど見受けられない。隣国のイタリアやフランスなど、いくつかのヨーロッパの国では、ガソリンやディーゼルと並び重要な燃料として活用されている。
LPGガスは、プロパンガスとブタンガスからなり、有害物質の排出がガゾリンよりも少ない燃料だが、CO2排出削減には、あまり効果を発揮しない。LPG車は、特性の違いから天然ガスを燃料とすることはできない。
外部サイトへのリンク
- EMPA (英語)


