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経済

重要な産業

チューリヒのパラデ広場 (新しいウィンドウ)

パラデ広場‐金融の中心地スイスのシンボル的広場。ここには、スイスを代表する3つの銀行が集まっている。© swissworld.org

スイスについて語る時、多くの人が山やチーズに続いてスイスの銀行を話題に挙げるだろう。実際、金融産業は、スイスにとって重要な産業であり、その収益は、スイスの実質生産高の11%以上を占める。2009年末のデータでは、金融業にフルタイムで従事する人の数は、21万2,000人を数え、スイスの総就労者数の6%以上を占めた。

“金融の中心地”とは、一般的にニューヨークやロンドンのように、銀行、金融関連の企業、証券取引所、保険会社、国際貿易会社などが集中する大都市を指し、これら金融の中心地では、あらゆる種類の多様な金融サービス、あるいは、金融関連の特殊な分野における専門性の高い業務が行われている。スイスの金融業の中心地は、チューリヒとジュネーヴであり、バーゼルやティチーノもそれに続く重要な金融都市である。

業種サービス

スイスの金融産業の中で、最も重要な業種が銀行であり、その中でも資産管理は、スイスの銀行の主要な業務である。スイスの銀行が管理する資産総額11兆3000億フランは、世界の総資産の約10%を占め、これを超えるのは、アメリカの銀行(49兆2000億フラン)、イギリスの銀行(13兆4000億フラン)だけである。さらに、スイスの銀行は、外国の個人顧客の資産管理業務においては、世界一を誇り、その額は、2兆3000億フラン(世界市場の27%)を占める。(図表参照)

2番目に重要な業種は、保険業である。2009年の調べでは、スイスの保険産業における総保険料の約70%が国外からのものであり、スイスの保険業が国際的にも重要な産業であることがうかがえる。特に、保険契約上の責任の全部または、一部を他の保険者に転嫁する責任保険である再保険は、スイスの保険産業の中心的な業務であり、その売り上げは、世界第4位を誇る。 

スイスの金融産業は、国際的な比較において、外国為替取引、原料取引、ヘッジファンドで卓越した地位を築いている。公債、法人資産の管理、投資バンキング、コーポレートバンキングは、まだ成長の期待される分野である。

国際比較

金融の中心地スイスは、国際比較において、人口比に鑑みても高い地位を占めている。

次の表には、世界で最も多くの資産管理を行っている国々が示されている。

インターナショナル・プライベートバンクの資産管理国際比較、2010年末調べ

Anteil der verwalteten Vermögen im internationalen Private Banking, 2010
出典:ボストン・コンサルティング・グループ、2010年調べ  
スイス 27%
イギリス 25%
ルクセンブルク 8%
カリブ諸島 12%
シンガポール、香港 11%
アメリカ 9%
その他 8%

外部サイトへのリンク

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