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基本データ

エメンタールの耕作風景 (新しいウィンドウ)

エメンタールの耕作風景© julia slater / swissworld.org

オプヴァルデン州エルギアルプの干草作リ (新しいウィンドウ)

オプヴァルデン州エルギアルプの干草作リ© Priska Ketterer / SNSF

「農業と酪農の国」というイメージを持つスイスだが、実際には、農業に従事する人口の割合は、全体の4%で、ほとんどの西ヨーロッパの国々より低い。現在、スイスの食糧需要の約3分の2が国内生産されている。

2005年の調査では、スイス国内の総農地面積は、106万ヘクタールだった。小規模農家は、経営難のため減少し、1990年に11.5ヘクタールだった農家一件当たりの平均所有農地は、2005年には、16.7ヘクタールとなった。現在、ほとんどの小規模農家が廃業を余儀なくされ、生き残っていくために、しばしば副業を持たざるをえない状況である。

また、農村の高齢化、農家の嫁不足も深刻な問題になりつつある。学校や仕事のために農村から出て行く若い女性は増え、昔と比べ、農業は、それほどつらい仕事ではなくなり、農家に嫁いだ女性も外でパートの仕事をすることも可能になったが(家計のために農家の嫁が外に働きに行かなければならないケースも多い)選択肢の少ない農村の生活に魅力を感じない若者が多いのが現状である。

草原はスイスの典型的な風景の1つである。農耕地の4分の3は草原と牧草地である。農耕地は中部平原の低地に限られており、気候や地理的条件の影響で開墾されていない土地が多い。全農家の3分の2以上が家畜飼育、主に酪農を営んでいる。

消費者は常に高品質で低価格の食品を求めている。そのため大手の生産者による品揃え豊富で、低価格な自然食品(厳格な規格により可能な限り化学物質を使わないで作られた食品)が人気を集めている。

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