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建国記念日

8月1日は、花火で祝う。

8月1日は、花火で祝う。© Christoph Balsiger / swissinfo

アメリカ人には7月4日、フランス人には7月14日があるように、スイスにも8月1日の建国記念日がある。建国記念日は1891年に定められた。スイス連邦の建国を指すスイス盟約者団の結成は、1291年の8月1日であった。

キリスト教会の祝日と違い、ほとんどの州で8月1日は長い間休日になっていなかった。全国的に8月1日が祝日となったのは1994年になってからのことである。

8月1日と深い関係のある場所はフィアヴァルトシュテッテ湖畔のリュトリの丘である。1291年、原初三州であるウーリ、シュヴィーツ、ウンターヴァルデンの代表者がリュトリの丘に集まり、侵入する外の権力の脅威に抵抗するために相互援助を宣誓した。この「リュトリの誓い」が実質的にスイス連邦の出発点となった。

公式な建国記念式典は今日に至るまで毎年8月1日にリュトリの丘で行われ、連邦政府の閣僚から市町村の代表者まで、さまざまな公人が祝辞を述べる。

その他、8月1日には全国で式典が行われ、政治家や名士などが演説をする。

毎年8月1日には花火が上げられ、ちょうちんが飾られたり大きな焚き火が焚かれるため多くの一般人も建国記念日を楽しみにしている。スイスにおいて焚き火は長い伝統があり、以前は国民に危険を知らせるために使われていた。警告の焚き火には威嚇の効果もあり、昔、スイスに来た侵入者達が、レマン湖とビール湖に写った焚き火を見て世界の終わりに来てしまいこのまま天国に連れて行かれると恐れてスイスから逃げていったという伝説もある。