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秋の祭り

ガチョウの首切り祭りの“執行人”候補者 (新しいウィンドウ)

ガチョウの首切り祭りの“執行人”候補者
© julia slater / swissworld.org

伝統的なベルンの玉ねぎ市“ツィーベレメリット” (新しいウィンドウ)

伝統的なベルンの玉ねぎ市“ツィーベレメリット”© julia slater / swissworld.org

秋には、スイス各地で収穫感謝祭が行われる。昔、スイスの農家は秋に家畜や家禽(鳥肉)を売って、雇い人達の夏に働いた分の給料を支払っていた。そのため、出費の多い農家が多くの作物を売るために、秋になると各地でレストランやダンスホール、見世物小屋などを併設した市場がたった。現在でもたくさんの人手で賑わう市場に、ベルンの“ツィーベレメリット”(スイス・ドイツ語で玉ねぎ市の意味)が挙げられる。

ルツェルン州スルゼーでは、“ガチョウの首切り祭り”という聖マルチンのお祭りが行われる。この祭りでは、赤いマントを着て、太陽を模ったマスクをつけた人々が執行人に扮して、縄でつるされた死んだガチョウを切り落とす奇妙な儀式が行われる。儀式のために2匹のガチョウが用意され、みごとガチョウを切り落とすことができた者がガチョウを手に入れることができる。

フリブール州の村々では、秋に収穫を祝う感謝祭が行われる。

グリュエール地方のシャルメという町では、干草を運ぶための車を使ったレースが行われる。チーム同士が、車をぶつけ合ったり、妨害しあったりしながら町の中心を6周してレースが行われる。最も早くゴールしたチームばかりでなく、個性的なチームにも賞が贈られる。

ニドヴァルデン準州の州都スタンツでは、毎年、夏の終わりに山の感謝祭が行われる。この祭りは、家畜番と山の牧草地の持ち主が、ひと夏を無事に過ごせたことを祝い、神の恵みに感謝するものである。人々は、共に食べて踊り、カウベルの音とともに行われるパレードで締めくくられる。